top of page

Types of Onsite Lectures

出張講義の種類

IMG_0488.JPG

妊娠と出産

supported by COI-next

妊娠と出産は本来幸せなものです。ところが、私の見た性教育は、ともすると性感染症や避妊、中絶の話といった暗い話になりがちでした。もちろん大切なことではありますが、妊娠、出産と赤ちゃんの医療の現場で働く者にとって、妊娠は本来、喜び、祝福し、幸せなものであるのに何故ネガティブな印象の教育なのだろうという思いがありました。

多様性が尊重される現在、そして情報が溢れている社会において、教える者の主観をなるべく排除し、受け手のそれぞれが自由に感じられる講義を提供したいと思いました。妊娠と出産の医療現場で働いている我々ができることは、妊娠と出産の現場を科学的になるべくありのまま伝えること、皆が自由に感じられるような「種」を提供することだという思いで、このシミュレーション教育を行っています。(馬詰)

出張講義の内容

 所要時間   90分

 人数   10名~40名(要相談)

  1. 妊娠と出産の動画視聴(協力:NHKエンタープライズ)

  2. 妊娠検査薬の体験。

  3. 妊婦体験スーツの体験。

  4. 3Dプリンタで作成した胎児模型。

  5. 分娩シミュレータでの分娩介助体験。

  6. 新生児蘇生の体験。

  7. 注射針を刺す体験。

  8. 実際の超緊急帝王切開の時の医療者の様子を撮った動画供覧。

*講義提供内容は、人員等の状況により変更することがあります。

DSC_0318_edited.jpg

いただいた感想

自分の母親がこんな経験をしたんだと思うと、感慨深いなと思った。
自分自身もいつかは経験するかもしれないと思うと少し不安もあるけど、妊娠・出産を経験できるのは女性だけだから、とても貴重だと思った!
生命の誕生を経験してこそ知れる何かがあるのかもしれない。こんなにすてきな誕生があるなら、簡単に「死ぬ」なんて思わない方がいいと思う。

今日の講義をきいて母親への感謝の気持ちでいっぱいになりました。
自分にこれからもしパートナーができたら、パートナーのことを大切に支えて子供ができたらたくさん子供を愛したいと思いました。

今回を通して感じたことは、母親になるということは、相当な覚悟や、大勢の人の協力の上で成り立っているものすごく大きなことで、その恩恵を受けて生まれ育ってきた私達は、そのバックグラウンドにある母親達の努力を知り、自分の未来に繋げていくためにも、今回のようなことを学んでいかなければならない、という使命感と責任感です。
私は女性なので、産む側となりますが、正直そこまで考えておらず、その時になって考えればいいと思っていました。
しかし、前提として知っておかないとその時になって焦ってしまいそうな、非常に重要なことを講義してくださったことで、今から将来の妊娠・出産について考えようと意欲がわきました。一人の人間、一人の女性として、自分の未来について考えてみようと思います。
それから、母親がこのようなエピソードトークのようなものを話してくれたこともあったのですが、それを思い出話で済ませるのではなく、もっと関心を持って、自分からもこの話題を振っていこうとも思いました。このようなことを通し、「産む」という行為に当事者意識を持っていきたいです。

学校の授業では学ばなかった胎盤の仕組みや、父親と母親の染色体が混ざることなど、自分がどのような仕組みによって作られたのか詳しく知ることができて、より興味が湧きました。
また、妊婦さんの体を体験したり、出産の手伝いを体験することによって、妊娠・出産を身近に感じることができて良かったです。

885001_b3262f739edc423b9994beaf2fec360d~mv2.jpeg

今回の講義を通して、妊娠や出産について、全然知らないことがたくさんありましたが、生命の誕生する瞬間、約10ヶ月共に生きるお母さんの気持ちなどを改めて知れた気がします。
女性のみなさんがこれだけ大変な思いをしながらも、子供を産み、そして家族を支えているということにとても感謝しています。

自分は男として生きているので、女性のことについては知らないけれど、今回の講義を通して複雑な構造のものが全て機能し、意味があり動画をみて感動した。
それと同時に女性は10ヵ月もシンドイ思いをして子供を産み育てていると知り、親に感謝し日々強く生きようと思った。

今まで出産の話や映像は痛そうだからみないようにしてて、あまり出産の事について知識がなかったけど、今回の講義をきいて、出産はとても大変だけど、新しい命により色々な人の新しい人生がスタートするすばらしいものなんだなと思いました。

出産は、不安で怖そうと思っていましたが、実際に場面を見ると、その不安以上に、幸せそうで温かく感じ、素敵なことだと感じました。
私もいつか「おめでとう」と言える、その子の人生の始まりにたちあえるような素敵な助産師さんに憧れているので、今は勉強を頑張っていきたいです。

今まで妊婦や出産のことについて深く考えたことはなかったし、正直自分には関係がないことだと思っていたけれど、今回の講義できっかけを作ることができて良かったです。
また、まだまだ知らないことがたくさんあるのでこれからも理解を深めていくことが大切だなと思いました。
世の中のお母さん方がこんなに大変なことを乗り越えて子供を産んでいることを知り、今の自分には真似できないし、相当な実績がないとできないなと感じました。
私を産んでくれた母の支えてくれた周りの人々に感謝したいです。

IMG_0667.JPG

〒060-8648

北海道札幌市北区北14条西5​

代表:

011-716-1161

妊婦専門外来:

011-706-7022

予約センター:

011-706-7733

地域医療連携:

(FAX)011-706-7963 

​産科外来:

011-706-5678

​ⓒ 北海道大学病院 産科・周産母子センター

bottom of page