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28週で生まれた娘と歩んだ日々 家族と医療者が紡いだ歩み
今回は、妊娠中に転院・入院を経験し、妊娠28週で出産された石川さんと、同院でサポートした看護師・医療スタッフのお話です。石川さんは安定した妊娠経過から突然の大量出血で緊急転院となり、帝王切開による早産を経験しました。 入院中から出産、赤ちゃんとの対面、退院まで、家族や医療スタッフとともに歩んだ道のりをご紹介します。 - 本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、妊娠中の様子を聞かせてください。 石川さん:妊娠中は、別のクリニックに通院していました。特に何事もなく、健診では常に順調でした。ただ仕事は、責任ある立場だったので、忙しく働いていました。 -妊娠中の転院はどのように決まったのですか? 石川さん:妊娠27週にクリニックで受けた健診では何事もなかったのですが、その2日後に少量の出血がありました。 通院していたクリニックで診ていただいたんですけれど、問題がないということで、何もせずそのまま帰りました。さらに2日後ぐらいの早朝に、シーツが真っ赤になるぐらいの大量出血がありました。 朝一番に診察に行ったら、「子宮経管が短くなっていますが、今出産とな
10月28日


妊娠・出産の危機と家族・医療スタッフとの絆
北海道大学病院(以下、北大病院)産科・周産母子センターの先生と同院で出産した方のお話をお届けします。 今回は、2022年に第二子の女の子を出産した荒井さん、産科病棟の高橋看護師、准教授の馬詰(うまづめ)先生の3名のお話しです。 二人目の妊娠で切迫子宮破裂のリスクに直面した荒井さんは、妊娠28週で北大病院に早期入院し、妊娠34週で急遽帝王切開と子宮摘出を受けました。その後、術後の回復に努めながら赤ちゃんや家族と再会し、無事に退院しました。この記事では、入院生活から出産、術後の回復まで、荒井さんが家族や医療スタッフとともに歩んだ道のりをお伝えします。 - 本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、自己紹介からお願いいたします。 荒井さん:私は二人の子どもの母で、上の子は5歳、下の子は2歳です。上の子のときから不妊治療をしていて、二人目は難しいと言われていたのですが、北大病院の先生方に支えていただいて、無事妊娠することができました。ですが、妊娠28週のとき、早期入院することになりました。 - 妊娠中の入院はどのように決まったのですか?...
8月13日


子宮頸がん・不妊治療を乗り越えて出会えた命
北海道大学病院(以下、北大病院)産科・周産母子センターの先生と同院で出産した方のお話をお届けします。 今回は、准教授の馬詰先生と助教の朝野先生、産科病棟の春木看護師長と長内看護師、2023年に男の子を出産した石掛さんの5名のお話しです。...
2024年12月15日


コロナ感染を乗り越えた出産。今だから話せる、あの時のこと。
北海道大学病院(以下、北大病院)産科・周産母子センターの先生と同院で出産した方のお話をお届けします。 今回は、准教授の馬詰(うまづめ)先生、当時の看護師長である三上看護師長のおふたりと、2021年9月に第二子の女の子を出産した輪島さんの3名のお話しです。...
2024年11月16日
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